2026/06/02
仙台市|高断熱・耐震フルリノベーション(T様邸)
※本施工事例は2022年に施工・完成したリノベーション工事のご紹介です。
仙台市青葉区T様邸では、築49年住宅の性能向上フルリノベーションを行わさせて頂きました。
今回の工事は、単なる表面的なリフォームではありません。
間取り変更・断熱改修・耐震補強・屋根外壁改修・樹脂サッシ交換・設備配管更新まで行う、大規模な再生リノベーションです。
お施主様からは、「表面的なリフォームではなく、暖かく安心して長く住める家にしたい」というご要望をいただいていました。
鎌田工務店が大切にしている新住協の高断熱住宅の考え方とも一致し、住まいの性能そのものを高める計画がスタートしました。

■解体で見えた、築49年住宅の課題
工事は外部解体から始まりました。既存住宅は大手ハウスメーカーの木質パネル工法(一部在来工法増築)でした。
解体後には、防湿層のない断熱材、黒く変色したグラスウール、気流が走った痕跡、一部シロアリ被害、出窓周辺の防水不足による木材腐朽など、築年数を重ねた住宅特有の課題が確認されました。
一方で、基礎通気口周辺は乾燥状態が保たれており、木造住宅における「通気」の重要性も改めて実感しました。
解体工事は、住まいの本当の状態を知る大切な工程です。




■屋根軽量化と耐震性向上
既存瓦屋根は撤去し、軽量で耐久性に優れた「スカイメタルルーフ」を採用しました。
屋根重量は建物最上部に位置するため、耐震性能へ大きく影響します。
屋根を軽量化することで、地震時の揺れを抑え、建物への負荷軽減にもつながります。


■断熱・湿気対策・気流止め施工
床組みをやり直し、床断熱にはポリスチレンフォーム3種65mmを採用。
さらに、土間シートによる湿気対策、シロアリ対策、外周部・間仕切壁の気流止め施工を丁寧に行いました。
断熱性能は断熱材だけでは決まりません。湿気対策と気流制御まで行うことで、本来の性能が発揮されます。




■樹脂サッシ交換と高断熱化
既存アルミサッシは高性能樹脂サッシへ交換。外壁側には付加壁を施工しながら断熱厚を確保し、開口部性能を向上させました。
既存住宅の玄関やサッシ交換は簡単ではありません。現場で判断しながら施工できる、大工さん達の技術力が求められる工程でした。


■防湿・気密施工で壁内結露対策
内部断熱には高性能グラスウールを採用。
防湿気密シートは別張り施工とし、断熱性能、気密性能、壁内結露対策を同時に実現しました。
湿気の侵入を抑え、熱の出入りを減らすことで、高断熱・高気密住宅へ再生しています。


■造作工事・耐震補強
断熱・気密工事後は造作工事へ。
天井は吹込み断熱施工に対応するため、先行して石膏ボードを施工しました。
耐震補強では、構造用合板補強、地球樹Mクロス採用を行い、耐震性能向上を図っています。
工事中でも室内の暖かさや静けさを体感でき、性能向上の効果が現れていました。


■外壁通気工法化と金属サイディング
既存外壁は通気工法ではありませんでした。
新たに通気層を設け、軽量な金属サイディングへ改修。
外壁重量を抑えることで、耐震性能向上にもつながっています。


■ヘリンボーン床と内装デザイン
室内は性能だけでなく、デザインにもこだわりました。
ヘリンボーン調フロア、アーチ開口、照明計画、キッチンとの調和により、落ち着きと統一感のある空間へ。
「性能」と「暮らしやすさ」を両立した住まいとなりました。





■完成・お引渡し・離れ茶室工事
年末のお引渡し後には、離れ茶室工事も施工し無事完成。
木質パネル工法特有の難しさもありましたが、職人さん達と相談しながら一つ一つ課題を解決し施工を進めました。
多くのお気遣いを頂き、無事お引渡しを迎えられたことに感謝しております。

■お客様の声
T様から嬉しいお言葉をいただきました。
「暖かい素敵なおウチになり、色々と本当にありがとうございました。」
さらに施工後には、「希望に沿うよう様々な知恵を出してくれた」「難しい内容には代替案を提案してくれた」「冬でも暖かく、暖房費も下がった」という口コミも頂戴しました。
寒い季節だからこそ、高断熱住宅の快適性を実感していただけたことが、私達にとって何より嬉しいことです。
■仙台市で高断熱高気密リノベーション・耐震改修をご検討の方へ
築年数だけで、住まいの価値は決まりません。
性能向上リノベーションによって、築49年住宅でも暖かく安心して暮らせる住まいへ再生できます。
仙台市で高断熱リノベーション・耐震改修・中古住宅再生をご検討の方は、有限会社鎌田工務店までお気軽にご相談ください。