2025/11/13
仙台市宮城野区K様邸は造作工事が進んでいます。瑕疵保険の躯体検査も完了して屋根工事や完了し樹脂サッシも付いたので雨に濡れる心配もなく成りました。
確認申請の中間検査では法令的な部分を中心にチェックして頂きました。お施主様とのコンセントやスイッチの確認の配線立ちも完了後に断熱工事をすすめています。

K様邸は準防火地域なので樹脂サッシも防火仕様の枠とトリプルガラスに成ります。



K様邸では防火ガラスで網の無い耐熱強化ガラスのYKKapさんの樹脂サッシも採用しています。
居室部分の透明ガラスに網が入らないので明るく景観も良く感じます。防火樹脂サッシのコストは高いままですが、
準防火地域に網が入らないガラスを採用出来るのは本当に良いと感じました。眺望を損ねてしまう防火窓のガラスの網の悩みを解決できた樹脂窓に成ります。
どこの住宅会社でも居室の明るさや日射取得・遮蔽など外からの目線など様々な要素を考えながら窓の配置やデザインを考えていると思いますが
鎌田工務店は設計のルールとして樹脂サッシ+トリプルガラス採用が基本に成ります。
性能面でのコストパフォーマンスがアルミ窓より樹脂窓に成るからです。ペアガラスよりトリプルガラスが性能が良くなるからです。準防火地域でもトリプルガラスのサッシを採用できる良い時代に成ったと思います。
内部の石膏ボード張りもスタートしました。鎌田工務店では内装材の下地なる石膏ボードにホルムアルデヒドを短時間で吸収分解する性能のある、吉野石膏の「ハイクリンボード」を採用しています。
換気システムは鎌田工務店で標準採用しているローヤル電機(株)さんのSE200RSに成ります。ダクト式第一種熱交換換気を採用していて給気、排気を機械で強制的に行い、室内の汚れた空気を排出する際、熱を回収し外気から給気する新鮮な空気に熱を伝わらせることのできるシステムで熱交換率90%の高性能の換気システムに成ります。
外部の温度が0°でも室温が20°あれば18°に暖められた空気が室内に入ってくるので冬場の光熱費の削減にも成ります。夏も同じ効果があり内部が冷えている時は、外部より冷やされた空気が室内に入ってきます。




外部では外壁サイディングの工事もスタートしました。外壁のサイディングはイメージパースで決めて
最終的には模型で決めていきます。K様邸ではネイビー色の外壁を採用しました。細かな石を散りばめた表面のデザインで陰影が変化します。均一なピッチの縦ラインが、建物にシャープな印象を与えています。
採用した外壁材は、ニチハ製の窯業系サイディング外壁材「Fu-ge(フュージェ)」です。シーリングレス仕様の「四方合(しほうあ)いじゃくり」で、一体感のある美しい壁面に成り、つなぎ目にはシーリング目地が入らないため、柄に合わせた自然な継ぎ目で一体感のある壁面を演出できます。







