2026/01/20



仙台市泉区S様邸では瑕疵保険の躯体検査に合格しました。外部は屋根の縦ハゼ葺きも終えて太陽光発電パネルの設置も間もなく予定していて、壁面の透湿防水シートの施工も完了したので雨や雪で濡れる心配もなく成りました。
S様邸も耐震等級3を取得した長期優良住宅でゼロエネルギー住宅(UA値も0.29)と性能を高めています。壁は充填断熱90mm+付加断熱90mm=180mmと壁の断熱材もたっぷりと入れています。夏に涼しく冬に暖かい家にする方法には、魔法が無く断熱材をたっぷり入れることが重要です。
上の写真は外部に高性能グラスールを張る付加断熱工法(ふかだんねつ)と言いますが寒冷地では一般的な工法に成ります。内部の丁寧な充填断熱と防湿施工に外部に付け加えて高性能グラスウールとプラスαしていきます。熱を通しやす柱や梁の木材部分の※熱橋部分に有効に働きます。※熱橋(ねっきょう)とはヒートブリッジともいい断熱材の切れ目に存在する柱などが熱を伝える現象をいいます。木造の外周に面する土台や柱、梁、桁、屋根の垂木などが熱橋と成ります。



お施主様とコンセントやスイッチの配線立ち合い確認後に、内部の断熱気密工事を行います。高性能グラスウール断熱材の施工が終わると防湿気密シートを別張りしていきます。気密シートを別で張ることで確実に防湿気密を行います。この防湿気密シート施工をすることで、室内の湿気も壁の中に入れません。先張りシートや窓周り配線などの穴など気密テープで処理をする為手間は掛かりますが、性能を確保するために大事な作業になります。
いくら断熱材に高性能な良いものを使っても気密性が低いとそこから熱や湿気も出て行き入ってきてしまいます。この防湿気密をしっかりと行わないと壁の中に湿気が侵入して、躯体の内部結露の原因になってしまいます。何でもそうですが、良いものを使って正しく施工することは性能を発揮するための必須条件と言えます。
断熱・気密の施工精度を上げるためには、現場管理者・断熱施工者は勿論のこと、電気工事を担当する技術者や大工さん・水道業者さんや工事に関わるの職人の共通意識が本当に必要です。断熱や防湿気密に絡む電気、換気、水道の施工部位も共通の認識が無いと良い防湿構造が出来ません。毎回、防水や通気、断熱・気密とポジショントークのようですが少なくとも真剣に考えて選んでいる物をしっかりとお伝えしていくのは大事だと考えています。

内部では仕上げ材の下地になる石膏ボード張りを開始しました。外部は、通気下地も完了したので外壁工事も始まります。
外壁材は、人気があるガルバリウムの金属サイディングを採用します。屋根の写真はガルバリウム鋼板(SGL鋼板)の縦ハゼ葺きです。
写真では伝わりにくいですが、耐摩ブラックパール色と言うの落ち着いたカラーを採用しました。現場は徐々にですが進んでいます。

