仕上げ工事・気密測定

 

 

 

 

 工事日記の更新が遅れましたが現場は順調に進んでおります。

仙台市太白区のS様邸の二世帯住宅は仕上げ工事が完了しました。

内部の塗装が完了すると壁紙工事を担当する内装業者の

職人さんが入ります。壁紙の下地処理として石膏ボードのジョイントの

継ぎ目やビス頭にパテ処理を行います。パテも下塗りと上塗りの

二種類を使いパテを埋めてサンドペーパーで平らに成る様に

こする作業を二度三度と繰り返しながら綺麗な下地を作ります。

この下地処理の差が仕上げに大きく影響が出る為、

地味ですが大事な作業に成ります。

 

少しタイミングを変えながら珪藻土の左官職人さんや

調湿仕上げ材のLIXIL製エコカラットのタイル職人さんも入ります。

S様邸では壁付けテレビの背面やキッチン収納の背面に

調湿効果もあり凹凸の印影がアクセントに成るエコカラットを

採用しました。

 

 

 

 仕上げ工事が完了すると照明器具や便器や化粧台の

取り付けを行いクリーニングを行います。

S様邸では間接照明も多く提案させて頂きました。

夜の照明を付けた時の珪藻土やエコカラット凹凸の印影の

雰囲気も予想以上に良かったです。

また昼間は全く照明が必要がないほど明るい間取りに成っています。

   

 

 

それとタイミングが丁度合いお施主様にも立ち合いをして頂き

気密測定をしました。結果的にはC値(隙間相当面積)で

0.5cm2/m2という良い数値が出て安心しました。

 

気密測定の方法や評価の方法はJISで定められており、

気密測定の実施は本来、建物完成時が原則です。

気密施工が完了した状態の中間気密測定の段階の測定は

穴が開いていたら穴を修正して気密を良くできるので良いのですが

完成前なので隙間がすくない状態に出来るので数値も良くなります。

しかし完成した建物のエアコンの穴や水道や電気の配管の

色々な穴が開いた完成時気密測定の方が中間に比べて

数値が0.1~0.2cm/㎡悪くなる事が多いです。

 

また、S様邸の様に完全分離型の二世帯住宅ですと大きな開口部や

水回り設備機器や換気システムなどが二棟分設置しているので

その分躯体に給排水や電気配線等の貫通する配管も多く

気密確保は不利に成ってしまいますが普段通りの施工で

良い数値が出た事は何よりでした。

工事に携わった協力業者様や大工さんに感謝しております。

社内検査や最後の清掃が残っていますが、

内部の工事はほぼ完了です。引き続き、外構工事も始まり

外構工事業者さんが現場に入ります。

 

 

 

 

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