枠組壁工法 建て方スタート

 仙台市泉区F様邸は去年の年末に基礎が完成しました。

冬場は養生期間(コンクリートを乾かす期間)を長めに取りますが、

正月休みもあり長めの養生期間に成りました。

コンクリートには強度がありますが夏場と冬場で強度を変えています。

最近の住宅の基礎は15cmが標準的な幅となっていますが、鎌田工務店もこの

標準的な幅で施工します。配筋の被り厚の確保もありますが、15cmの幅は強度はもちろん、

もうひとつの目的として内部の鉄筋の劣化の保護ということもあります。

玄関土間や浴室内部土間は基礎断熱に成る為に土間部分と立ち上がり部分に

ポリスチレンフォーム3種を入れています。

外部と内部の給排水の水道工事も完了しました。

配管を事前に行っておくのは、建物が出来てからだと外壁に傷をつけるリスクが減り、

現時点の方が作業もしやすく、足場を外してからの日程を少なくすることができる為です。

建て方の時には床下時合板もほぼ貼り終える為、

建て方前に行うことで正確で早い作業を行うことができます。

写真で見える青色と赤色のホース状の物が、給水管です。青が水で赤がお湯です。

給水管(樹脂管)を保温材に通す、二重構造で、メンテナンス性に優れた工法です。

樹脂管そのものの破損トラブルが大幅に減少します。

外部と内部の給排水工事が完了すると足場を組むと

いよいよ大工さんたちによる建て方を開始します。

基礎の上に基礎パッキンを置き、通気ゾーンと気密ゾーンを分けながら床下通気を確保して

加圧注入された防蟻・防腐材の土台と大引きを設置した後に90㎜厚みの断熱材を入れます。

通常、宮城県内の床断熱材の厚みはポリスチレンフォーム3種ですと65㎜程度が多いですが、

鎌田工務店では標準厚みを90㎜にしています。サイズにカットするのが

時間がかかるようになりますが、その分断熱効果はあがります。

床断熱が敷き込み終わったら、床の構造用合板28㎜を張っていきます。

床鳴り(ぎーぎーなど)しないように根太ボンドを塗布し釘でとめていきます。

全て張り終えると1階の床が完成して、床の養生シートをして1階の壁の建つ場所を墨付けします。

 

 

 F様邸の床部分に見える白いシートは透湿防水シートの先張りシートに成ります。

建築中の基礎内に雨水を入れない工夫の為に採用しましたが

外部の透湿防水シートと連結出来き土台と壁部分の気密性能にも効果があります。


天端ジョシーツ 
上の図と写真の様に壁を立ち上げる前にあらかじめ土台にタイベックを先張りしてます。

※図は基礎断熱ですが鎌田工務店は床断熱を採用してます。

胴差部分の白いシートも透湿防水シート(タイベック)で気密を高めるために先張りシートしてます。

 

 

 

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