完了検査、気密測定Ⅽ値測定

完了検査 完了検査

 柴田郡H様邸の工事も間もなく完了致します。

確認申請の完了検査では特に問題もなく合格を頂きました。

H様邸は長期優良住宅の認定と宮城県の県南地域で初めての性能向上計画認定住宅に成ります。(補助金申請の為に二つの認定を取得しました。)

建物と隣地との離れや、手すり、火災警報器、計画換気の位置、点検口の確認などが確認申請の完了検査に成ります。

クリーニングの美装工事も完了し床の養生も外れて内装の全容が現れました。

予想以上の仕上がりでとても良い感じでした。

気密測定 気密測定 気密測定 アドモンドオーク

そして気密測定も行いました。 鎌田工務店の気密測定は新住協の会員さんでビー・アイ・ビー株式会社さんに成ります。自社検査ではありませんし、良い数値にするまで何度も測定したりはしてません。

高気密住宅と言われる基準がⅭ値2.0cm2/m2ですが、鎌田工務店ではその半分の1.0cm2/m2以下を基準値としています。目標は0.5cm2/m2以下です。

1.0cm2/m2以下を基準値なのは、快適な空間に成り24時間換気の計画換気が計画的にしっかりと行われるにはこの数値が必要になる為です。

H様邸の結果は0.4cm2/m2でした。

工事に携わった皆さんの協力のお陰で、Ⅽ値0.5以下の目標達成出来ました。

Ⅽ値が解ると建物の大きさ(延べ床面積)㎡数×C値0.4㎠/㎡=約47㎠となって、約47㎠の隙間が空いているとわかります。!47㎠ということは、約7cmの正方形の面積と同程度です。名刺位の面積に成ると思います。

気密についてはいろいろと意見があります。

気密が高すぎると呼吸がしにくく息苦しいと言う方もいますが、全くの誤解で、気密性を高めるのは断熱性能をしっかりと確保するためです。

そして、計画換気を行えば息苦しくなることはありません。これらはセットで考えるもので、中途半端な気密性ではしっかりとした換気は行えませんし、壁の中で結露が起き、シロアリが出たりで良い事なしです。

低気密は良い断熱材を使っても断熱性能は発揮されません。

また、「木は呼吸してるから気密工事はいらない」と言っていた業者さんもいましたが、木材は呼吸をしていると言うより湿気を吸ったり吐いたりをしているだけです。 家の気密施工は木材の湿気のやり取りを止めるのではなく、屋外と室内の空気のやり取りを止めることなのです。気密工事は家の寿命を延ばし快適な空間を造る大事な工事と言えます。

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